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iPhoneが水没したらどうすればいい!?正しい応急処置のご紹介。

水没。iPhoneに限らず、精密機器の最大の敵。高い端末と中身のデータが一回手を滑らせただけであっという間に壊れてしまう恐ろしいものです。

(現時点で水没してこのページを見ている方はすぐにこの前置きを飛ばして赤文字だけを読んでください。)

しかし、水没したらすぐにおしまいというわけでもありません。人間と同じで、応急処置をすれば修理に出した際に治る確率が高くなります。

本日はその応急処置を、例えを交えながらわかりやすくご説明します。

 

(今回は一刻を争う状態の方が見るかもしれないので、赤文字と大文字を多用しています。ご了承ください。)

 

スマートクール新小松店です。

【目次】

 

まずやるべき応急処置。

まず電源を切ってください!

次にカバーを外して、箱もしくは密封容器の中にスマートフォンを入れて、乾燥剤、もしくは新聞紙を入れておいてください。

これだけで復旧できる確率がぐんと上がります。

原理や理由を覚えている方が思い出しやすいので、ここから説明したいと思います。

とても端的に説明すると、基板は、精密機器の回路がショートを起こさず正しい部品に電気を送れるように作られています。

 

なので脳とその血管だと想像してください。

 

そして水は電気を通すので、水が付いた箇所は回路を無視して別方向に電気が通ってしまう可能性があります。設計上、部品に供給され「使った後」の弱弱しい電流が流れるはずの箇所に、「使う前」の部品の燃料の役割を果たすはずの新品でパワフルな電流が流れてしまいます。

その結果、その部品が発熱したり壊れたりしてしまいます。

先ほどの例えに合わせれば、ショートは「回路の脳卒中」のようなもの。

設計上(人体構造上)意図されていない場所に大きな電流(血流)が流れて回路(血管)が壊れるというイメージです。

基本的にiPhoneには耐水テープ(一部旧機種はついていません)が付いており、ある程度の時間水が中に侵入するのを遅らせてくれます。

なので、水没したタイミングではiPhoneはまだ壊れておらず、しかし脳卒中まで秒読みという状態なんですね。

なので心臓(電源)を止めて脳卒中(ショート)を防ぎます。

人間だったら死んでしまいますが、電子機器なので問題ありません。

なのでこれからは、水没したらすぐに電源を切るように覚えておきましょう。

 

この状態のiPhoneを振って乾かすのは、水が移動するのでやめましょう。ドライヤーは基板を壊しますし、充電したらほぼ一発で壊れます。

水没したiPhoneは、いつ脳卒中を起こすか分からない病気の人間だと思ってください。加熱しても振っても食事(充電)させても死んじゃいます。

 

ではどうするのか?次の部分でお答えします。

応急処置のその後。

やる事は単純で、水を抜くだけです。

しかし単純とはいっても、中にどれほどの水が残っているかは見る方法がありません。加熱するのも振るのもダメとなると、開けて確認するしかないのが現状。

しかし、iPhoneのカバーのネジは特殊な形状をしており、専用機具でないと開かないようになっています。

プラスドライバーで解体はできないのでやめましょう。外ネジのネジ溝が潰れてしまうともう開けられなくなる可能性があります。

なので、ここで修理業者へ相談するという事になります。

水没したiPhoneの処置は一刻を争うので、即日予約なしで修理できるスマートクールに相談することをおすすめします!

店舗概要

以上、水没の処置についてでした。

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