野々市市中林 より、MacBook Proのバッテリー交換
本日は野々市市中林からお越しのお客様より、MacBook Proのバッテリー交換のご依頼をいただきました。
ご来店のきっかけは「突然電源が切れてしまう」
「充電ケーブルをつないでもバッテリー残量が回復しない」といった症状。
これらはバッテリーが寿命を迎えているサインであり、
パソコン本体の故障と勘違いされる方も少なくありません。
特にMacBookシリーズは高性能な分、消費電力も大きく、
使用環境によっては想定より早くバッテリーが弱ってしまうことがあります。
お客様の端末を診断したところ、バッテリーの最大容量が大きく低下しており、
電源が安定しない状態に陥っていました。
充電してもすぐに減ってしまう、電源が勝手に切れるなどの症状が出た際は、
内部のバッテリーに問題が起きているケースが多く見られます。
これらの症状がある場合、早めの点検と交換をおすすめいたします。
バッテリーの長時間の使用習慣も劣化を早める大きな要因です
MacBookに内蔵されているリチウムイオンバッテリーは、
スマートフォンと同じように「消耗品」です。
特にノートパソコンは持ち運びや外出先での作業が多く、
バッテリー駆動で使う時間が長くなりがちです。
そのため、自然と充電の回数が増え、バッテリーの劣化も進みやすくなります。
Appleによると、MacBookのバッテリーは約1,000回の充放電サイクルを
想定して設計されていますが、1日1回充電するような使い方であれば、
約3年ほどで交換のタイミングが来ることになります。
今回ご来店いただいた野々市市中林のお客様も、
日常的にMacBook Proを仕事でご使用とのことで、
バッテリーへの負荷が高い状態が続いていたと見られます。
実際にバッテリーの状態を診断したところ、最大容量がかなり低下しており、
正常な稼働時間を大きく下回っていました。
また、長時間電源に繋ぎっぱなしにして使うと一見バッテリーに優しそうに見えますが、
実はそれもバッテリー劣化の原因の一つです。
過充電状態が続くとバッテリーの寿命を縮めることがあり、
定期的な電源オフやバッテリー駆動での使用も重要です。
「最近充電の持ちが悪いな」「100%まで充電してもすぐ減る」と
感じている方は、バッテリーの交換時期が来ているかもしれません。
ぜひ一度、診断だけでもお気軽にお持ち込みください。
バッテリー交換を放置すると突然起動できなくなるだけでなく発火や膨張など重大なリスクを引き起こす可能性もあります
「もう少し使えそうだから…」「まだ動くし大丈夫」と思ってバッテリーの劣化を
放置してしまうと、取り返しのつかないトラブルにつながることがあります。
実際に劣化したバッテリーを使い続けると、動作が不安定になるだけでなく、
内部でガスが発生してバッテリーが膨張し、キーボードやトラックパッドを押し上げてしまうことも。
さらに、バッテリーに過度な負荷がかかることで発熱し、
最悪の場合は発煙・発火といった危険な事態になることも考えられます。
今回のお客様は早めにご相談いただいたため、トラブルになる前に
安全にバッテリー交換を行うことができました。
「ちょっと使いづらいけど我慢すればいいや」と感じたときが、
実は一番危険なタイミングかもしれません。
安全のためにも、異変を感じたらぜひお早めにご相談ください。