2025年10月31日にシャープから発表され、11月13日に発売された最新モデル「AQUOS sense10」。
ミドルレンジクラスの中でも圧倒的な人気を誇るAQUOS senseシリーズの最新作であり、「日常使いにちょうどいいスマホ」として多くのユーザーから注目を集めています。
今回のsense10は、前モデル「AQUOS sense9」のデザインをほぼ継承しながらも、内部性能やカメラ、オーディオなどを着実に強化した“完成度の高い進化型モデル”です。
修理店の立場から見ても、耐久性・メンテナンス性ともにバランスが取れており、「長く使える安心スマホ」としておすすめできる一台。
この記事では、AQUOS sense10の特徴・sense9との違い・修理視点からのポイントまで、わかりやすく徹底解説します。
片手に収まる6.1インチ、軽くて扱いやすい設計
AQUOS sense10は、約6.1インチのPro IGZO OLEDディスプレイを採用。
FHD+解像度で高精細な映像を実現しつつ、リフレッシュレートは1〜240Hzの可変対応。操作のなめらかさと省電力性を両立しています。
サイズは73×144×8.9mm、重量166g。前モデルsense9とまったく同じサイズ感で、手のひらにフィットする持ちやすさが特徴。
iPhoneなどの大型化が進む中で、ここまでコンパクトかつ軽量なモデルは貴重です。
IP68防水防塵&MIL規格対応でタフに使える
耐久性もAQUOSシリーズの強みのひとつ。
sense10はIP68防水防塵仕様に加え、米国軍用規格「MIL-STD-810H」に準拠した耐衝撃性能を備えています。
キッチンやお風呂、屋外などの水回りでも安心して使えるほか、うっかり落としてしまっても破損しにくい設計。
修理の現場でも、AQUOSシリーズは画面割れや内部損傷が比較的少ない印象があります。
豊富なカラーバリエーションも魅力
カラーバリエーションは6色展開(キャリアによって異なる)。
デニムネイビー、カーキグリーン、ペールピンク、ペールミント、フルブラック、ライトシルバーと、落ち着いた色合いから柔らかなパステルまで揃い、男女問わず人気です。
性能とカメラ:Snapdragon 7s Gen 3とAI機能で快適&高画質
Snapdragon 7s Gen 3で処理性能アップ
AQUOS sense10は、新しいミドルレンジ向けチップ「Snapdragon 7s Gen 3」を搭載。
前モデルの7s Gen 2と比べて**CPU性能20%、GPU性能40%、AI処理30%**向上しています。
アプリの切り替えやカメラ起動、SNS閲覧などがさらにスムーズになり、軽いゲームや動画編集も快適にこなせます。
発熱が抑えられたことで、長時間使用時のバッテリー効率も10〜15%ほど改善。AnTuTuスコアは約70万点と、ミドルレンジながらハイエンドに迫るパフォーマンスです。
RAMは6GBまたは8GB、ストレージは128GBまたは256GBの2モデル構成。microSDカードで最大2TBまで拡張可能になり、写真や動画をたっぷり保存できます。
カメラは大型センサーで夜景撮影が強化
カメラも大幅に進化しました。
メインカメラは5030万画素・1/1.55インチ大型センサーを採用し、光学式手ブレ補正(OIS)に対応。これにより、夜景や暗い場所での撮影でもノイズを抑え、明るく鮮明な写真が撮影できます。
さらに、AIによる「影除去」や「ショーケースモード(反射軽減)」を新搭載。
ガラス越しの被写体やウィンドウディスプレイなど、これまで反射が気になったシーンでもクリアな写真が撮れるようになりました。
超広角カメラも5030万画素(画角122°)と高精細で、風景や集合写真にも最適です。
フロントカメラも32MPに対応し、画角が80°に拡大。セルフィーやオンライン会議でも自然な画角で使いやすくなっています。
オーディオ・バッテリー・サポート:長期利用に強い“安心設計”
デュアルBOXスピーカーで音質が大幅強化
sense10では、シリーズ初となる上下デュアルBOXスピーカーを搭載。
従来より音圧が25%、低音が85%強化され、動画・音楽再生の臨場感が大きく向上しました。
ステレオ感がより明確になり、映画やYouTubeの視聴体験がワンランク上に。
また、通話時の音声もクリアで、ハンズフリー通話やビデオ会議でも聞き取りやすくなっています。
5000mAhの大容量+36W急速充電対応
バッテリーは引き続き5000mAhの大容量を確保。
SoCの省電力化により、同容量ながら駆動時間はsense9比で約15~20%向上しています。
36Wの急速充電にも対応し、わずか30分で約60%まで充電可能。1日しっかり使っても安心のスタミナ設計です。
OSサポート3回保証で長く使える
AQUOS sense10は、出荷時にAndroid 16を搭載し、最大3回のOSアップデート(Android 19まで)と長期セキュリティ保証に対応。
これは国内メーカーとしてもトップクラスのサポート期間で、3~4年以上の長期使用が見込めます。
修理店から見ても、長期間OSサポートがある機種はパーツ供給も安定しており、修理やメンテナンスの面でも安心です。
【まとめ】AQUOS sense10は「長く使える堅実な進化モデル」
AQUOS sense10は、前モデルsense9の魅力をしっかり受け継ぎながら、
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Snapdragon 7s Gen 3による処理性能アップ
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カメラの大型センサー&AI新機能
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音質・耐久性・サポート期間の強化
といった実用的な進化を果たした、非常にバランスの取れたミドルレンジスマホです。
価格はSIMフリー版で6GB/128GBモデルが約62,700円、8GB/256GBモデルが約69,300円(発売時)。性能と価格のバランスが良く、「コスパ重視で長く使いたい」ユーザーには最適な選択肢でしょう。
修理店の視点から見ても、AQUOSシリーズは構造がしっかりしており、画面交換やバッテリー交換の際も部品の入手がしやすい機種です。
長期使用を前提にした設計のため、メンテナンスや修理対応もしやすく、将来のトラブルにも安心。
🔧当店ではAQUOS senseシリーズの修理にも対応しています!
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画面割れ・液晶不良の交換
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バッテリー交換・充電不良修理
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水没復旧・基板修理
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カメラやスピーカーの不具合対応
AQUOS sense10/sense9/sense8など、歴代モデルの修理も承っております。
新機種を購入された方も、長年使っている方も、トラブルが起きたらぜひ当店にご相談ください。
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