iPhone XS Maxは、発売から年数が経っているものの、大画面・高性能・Face ID搭載で今でも人気の高いモデルです。しかし、長く使われている分「バッテリーの持ちが悪い」「1日もたない」「急に電源が落ちる」といった相談が非常に多く寄せられています。特にXS Maxは大容量バッテリーを搭載しているため、一度劣化すると体感の悪化が急激に進むのが特徴です。
この記事では、iPhone XS Maxのバッテリー交換が必要となる症状、交換作業の流れ、注意点まで分かりやすく解説します。劣化を感じ始めた方や買い替えを迷っている方の参考になれば幸いです。
【小松市符津町】 iPhone15ProMax 画面交換修理
■1-1:最大容量80%前後は交換の目安
「設定 → バッテリー → バッテリーの状態」で最大容量が確認できます。
一般的に80%前後になると電池持ちが極端に悪くなり、1日の使用に支障が出ることが多くなります。「サービス」表記が出ている場合は交換必須です。
■1-2:急に電源が落ちる・再起動する
劣化したバッテリーは電圧が不安定になるため、
・残量が30〜40%あるのに電源が落ちる
・アプリ起動中に再起動してしまう
といった症状が起こることがあります。これはバッテリーの供給が追いつかない典型的なサインです。
■1-3:発熱しやすくなる
劣化が進むと本体が熱を持ちやすくなり、処理性能も自動で制限されてしまいます。動作が重い・アプリが落ちるなどの不具合も発生しやすくなるため、長期間の放置は危険です。
iPhone XS Maxバッテリー交換の流れ
■2-1:事前診断(動作チェック)
修理前に、バッテリーの劣化状況、Face ID、スピーカー、タッチ操作などを確認します。XS Maxは内部パーツが密集しているため、初期チェックは非常に重要です。
■2-2:バッテリーの取り外しと交換
XS Maxのバッテリーは本体のほぼ全体を占める大容量タイプ。
専用ツールで画面を開き、基板に接続されたバッテリーを丁寧に取り外します。粘着テープも強いため、無理に外すとバッテリーが変形する危険があるため、プロの技術が必要な工程です。
交換自体は30〜60分ほどで完了します。
■2-3:動作確認と最終チェック
交換後は、
・バッテリー認識
・充電の上昇
・発熱の有無
・Face IDの動作
・スピーカーなどの周辺機能
を細かく確認します。問題がなければ作業完了です。データは触れないため、そのままお返しが可能です。
修理前に知っておきたいポイント
■3-1:データは基本的に消えない
基板に触れない修理のため、初期化不要でデータはそのまま残ります。バックアップが取れない状況でも持ち込み可能です。
■3-2:PSE認証バッテリーの使用がおすすめ
修理店によっては品質の低い互換バッテリーが使用されるケースもあります。
安全性を重視する場合は、PSEマークの付いた高品質バッテリーを使用する店舗を選ぶと安心です。
■3-3:バッテリー膨張は危険
XS Maxは経年劣化によりバッテリーが膨張し、
・画面が浮く
・タッチが効かない
・内部パーツが破損する
といった症状に発展することがあります。膨張を確認したら使用を控え、早急に修理する必要があります。
■まとめ
iPhone XS Maxは今でも十分現役で使えるパワフルなモデルですが、バッテリー劣化だけは避けられません。最大容量が80%を切ったり、電源が落ちたり、発熱がひどいと感じたら、早めの交換が長持ちの秘訣です。
バッテリー交換は最短30分〜、データそのままで対応可能なため、買い替えよりもコストを抑えて愛用のXS Maxを長く使い続けることができます。気になる症状があれば、お早めに相談・点検をご検討ください。



